秘境・for文洞窟
洞窟の入口に紙が落ちている。拾いあげ読んでみると・・・
「for文を使い、一万回繰り替えせ」
for文は得意!任せといてよ!!^^
カタカタ・・ 入力………
for 変数 in [1,2,3,4,5,…,略…,10000]: ←馬鹿
よほどの暇人を除いて、↑のように律儀に数を並べてはいけない。人生は私たちが思うよりも短く、あっという間で更にその中で活力を持って物事にあたれる期間は限られているからだ
だから、range関数に頼もうね!
range関数はよくfor文と一緒に出てくるよ。
・・ん?rangeが単独で活動しているのを見たことがない。for文のコバンザメか…??
まあいいや
range ( 開始する値 , 終了する値 )
↑のように書くと「終了する値未満(←未満に注目ね)」の連続したシーケンス(順序立てているもの、という意味)を作ってくれるよ
シーケンスにはいくつか種類があって、有名どころだと、値をカンマで区切って並べて、全体を[ ]で囲んだもの・・・なんていうか覚えてる?
そう♫ リストですー。変数寿司の時に使ったあれよあれ^^。思い出した?カンマ(,)はネタとネタの合間に食べるガリみたいなもの☆ てか他の言語で「配列」って呼んでるものをpythonじゃリスト(list)って呼ぶんだって。スカして・・いや、いかしてる~!
↓前にやったリストの例
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for 寿司 in ["コーン軍艦","あさり汁","しめさば","シーチキン","フライドポテト","枝豆"]:
print(寿司)
print("を回転寿司で食べました")
print("なお、食べた順に列挙しています(^^)")
print("摂取カロリー"+str(40*6)+"+寿司以外"+str(300+160))
print("ごちそうさまでした!")
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実行結果↓
===================
コーン軍艦
あさり汁
しめさば
シーチキン
フライドポテト
枝豆
を回転寿司で食べました
なお、食べた順に列挙しています(^^)
摂取カロリー567+寿司以外580
ごちそうさまでした!
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ではおさらいはこれ位にして、ここから問題ね!
1
わさび
2
わさび
3
わさび
4
わさび
5
わさび
↑のよーに、それぞれの数の後ろに「わさび」って表示してみて!
えーと。まず最初に1~5まで出してみようかな・・
入力↓
for 寿司 in [1,2,3,4,5]:
print(寿司)
↓実行結果
1
2
3
4
5
ホッ。。1~5まではちゃんと出せた^^;
次はそれぞれの数の後ろに「わさび」って表示させればいんだよね?・・じゃあ上のを修正して…
入力↓
for 寿司 in [1,2,3,4,5]:
print(寿司)
print("わさび")
================
↓実行結果
================
1
わさび
2
わさび
3
わさび
4
わさび
5
わさび
================
やたーー!できたーーー!!!
ここで気をつけてほしいことアルヨ
for 寿司 in [1,2,3,4,5]:
print(寿司) ←インデントしてる
print("わさび") ←インデントしてる
二行ともインデントしているのに注意してね!forは、その下のインデントを「1つのブロック」として繰り返し実行するよ!
あれ?以前記事にしたrange関数の補足のはずが気づいたらfor文の回になってしまった。仕方ない。range関数を語るにはfor文は無視できないのだから……。
次回『秘境・for文洞窟2』へ続く!!(は?続くの??!!
ええ?? いやいや、サボってないですよ!私は真剣にプログラミングに励む真面目な修行者ですから…(^^;)
ではまた会おうね!ばいばい!