【画像で解説】とうもろこしの茹で方と選び方コツ|美味しいのは水から?熱湯と比べた結果
わい夏になるといつもボリボリとうもろこしを食べてるんだけど、どうせ食べるなら美味しいとうもろこしを食べたい!ということで、巷で話題の、とうもろしを「熱湯から茹でる」or「水から茹でる」で味に違いが出るのか実験してみた。
結論から言うと、通常の、熱湯から茹でた調理法と水から漬けて茹でた場合の調理方法とでは、とうもろこしの茹で上りにしっかりとした味の差が出た。
熱湯から茹でたとうもろこしより、水から火にかけてじっくり茹でたとうもろこしの方が出来上がりが甘かったのだ。
以下、おいしいとうもろこしの選び方&調理方法
(1)とうもろこしは濃い緑の皮つきでちぢれた茶褐色のヒゲのものを選ぶ
皮は水分量を保つために必要なもの
茶褐色のちぢれたヒゲは充分に熟れている証拠
(2)茎の切り口の断面が美しい丸であるほど良い
※茎の断面が潰れていたりいびつな丸は粒の並びが悪いので避けること
(3)とうもろこしは入手後すぐに薄皮2~3枚とヒゲは残して水から浸し、沸騰後9~10分茹でる
※茹でている間に皮がはだけてくるからギリギリまで剥きたくても我慢してね
茹でる際は、深めの鍋やフライパンで、完全にとうもろこしが水に浸る状態にする
とうもろこしが浮力でプカプカ浮いてくるので、蓋や皿などをおもしに使う
とうもろこしの浮力はかなり強い。皿の重量がとうもろこしの浮力に負け、とうもろこしがプカプカ浮いてきたり、目を離した隙にとうもろこしが皿をすり抜け浮上してたりと、この工程にはかなり手こずらされた。厄介なとうもろこし浮力の回避策として、私は乗せている皿の上から水を注ぎ入れ、おもしの重量を強化した。これが大正解で、おかげでしっかりととうもろこしを完全にフライパン鍋に浸らせることができた。※画像は皿に水を注ぎ入れる前
☆茹でる際の豆知識☆
茹でる際は水1L(1000cc)あたり塩大さじ2を入れる。厳密に計らなくても大丈夫。ペペロンチーノを茹でる時と同じ程度の塩辛さにすればOK。舐めみて「ちょっとしょっぱいかな?」と思うくらいがBEST♪
何度もこの調理法を試したが、ゆで汁の塩辛さは茹で上がったとうもろこしに全く反映されない。茹で上がったとうもろこしをしょっぱいと感じたことは一度もないので、安心して塩を投入してくれい^^
とうもろこしの茹で時間はネットでは5分というものも多く見られたけど、自分で実際茹でた場合、9分以下の茹で時間では、粒が少し硬かったり、充分に茹で上がらなかったと感じることがあったので(調理する本数によるのかもしれない。自分はいつも2,3本鍋に入れて茹でている)、最終的にとうもろこしの茹で時間は「水から漬けて、沸騰後9~10分茹でる」に落ち着いた。
ちなみに沸騰後グラグラ沸く熱湯で、とうもろこしを3本、7~8分茹でた時はとうもろこしが充分に茹で上がっていなかったので、再度鍋に戻し、茹で直したところ、とうもろこしの甘味が湯に溶け出してしまったのか、「水から沸騰後10分調理法」に比べて随分甘味の薄いとうもろこしになっていた。とうもろこしを茹でる際は一発でキメなくてはならない
最後に、とうもろこしを美味しく食べる為の調理法として、あまり重要視されていないが、個人的にはかなり大事だと思ったことを挙げておく。それは
とうもろこしは、入手後とにかく即調理が鉄則
購入後すぐに茹でたとうもろこしと、購入後半日ほど放置した後で茹でたとうもろこしとでは、明らかな味の差が出ていた
調理後すぐ食べないとしても、とうもろこしの鮮度が落ちないうちに、早めに茹でた方がよい
【注意】
茹でたとうもろこしは急激に冷やすと粒がシワシワになってしまうので、それを防ぐ為には、茹でた時の状態(皮付き)のままザルに上げて常温で冷ます。冷めたらくっついているひげや薄皮を綺麗に取ってからラップでくるんで冷蔵庫にて保存する
めっちゃ長くなってしまってスマン(@@;)
でもまた気づいたことがあればガンガン追記する。だって夏のとうもろこしは人々にとっての一生の娯楽だから。。
それでは素敵なとうもろこしライフを☆
チャオ(^^)/